Linux mint , ubuntu で OpenGL-es出力にて動画支援 を使いつつ、mpv及びsmplayerで視聴する。
特定の拡張子(wmv、avi)でVLCで動画を閲覧していた時のCPU使用率が50%と高く、ハードウェアアクセラレーション(動画再生支援)が使われてないので、どうすればよいか考えてみました。
今回使用した環境
PC:LIVA
CPU:Celeron N2807
GPU:Intel Atom® プロセッサー Z3700 シリーズ向けインテル® HD グラフィックス
OS:linux mint 20
VLCの出力設定を「OpenGL for Embedded system 2 video out put」にすると動作した。
VLCの出力設定を「OpenGL for Embedded system 2 video out put」にすると、動画支援が使えたうえ(wmv、aviについて)視聴ができました。ただし、mp4については動作しませんでした。なお、出力設定をopenglにするとmp4が動画支援を使用しつつ再生できました(wmvについてはcpu使用率が非常に高くなる)。
まずは、mpvでopengl es 2.0で出力させるところからはじめます。
mpvでopengl es 2.0で出力させる
参考になったサイト。
使用したコマンド
mpv [ファイル名.wmv] --hwdec=vaapi --vo=gpu --gpu-api=opengl --opengl-es=yes
mpvの設定ファイルの編集は以下の記事を参照してください。
smplayerの設定をする
以下は参考にしたサイト
SMPlayerのmpvインストールとオプションの変更(ubuntu studio16.04) | 無料ソフトで始めるパソコン 音楽・動画の高音質・高画質化
動画支援(vaapi)の設定
SMPlayerの「設定」をひらく。
パフォーマンス→パフォーマンスより、「ハードウェアデコード」を「vaapi」にする。
出力ドライバーの設定
SMPlayerの「設定」をひらく。
全般→ビデオより、「出力ドライバー」を「既存」に設定する。
SMPlayerでmpvを使用させるよう設定する
SMPlayerの「設定」をひらく。
全般→全般より、「マルチメディアの設定」をmpvに設定、「その他」にてmpvのフルパスの設定。
mpvのオプション設定
SMPlayerの「設定」をひらく。
ユーザー定義をする。「オプション(O:)」に以下のユーザー定義のオプションを入力。(ビデオフィルターとオーディオフィルターは特段設定がなければ空白)
--vo=gpu --gpu-api=opengl --opengl-es=yes
動作確認します。