NJM4580DD の音質と改善?について

 


オペアンプのNJM4580DD はオーディオ機器によく用いられるHiFi オペアンプです。

秋月電子で1個、25円で販売しています。

2回路入HiFiオペアンプ ローノイズ選別品 NJM4580DD: 半導体 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

 

安いですね。安価であるためオーディオ機器にはよく採用されています。オペアンプを交換て聞き比べるときには、NJM4580DDを基準として使います。

 

音質について、非常にまろやかで聞きやすい音です。ただ、まろやかすぎると思います。

 

ちなみに、このNJM4580DDは、新日本無線株式会社が本格的な音響オペアンプとして1988年に開発されたものです。オーディオ機器メーカの助言を取り入れ試行錯誤して開発されたそうです。

https://www.jas-audio.or.jp/jas-cms/wp-content/uploads/2014/07/015-018.pdf

 

 

若干の改良(2回路のオペアンプを2個のせて2回路に変換する)

音質については先ほども申しあげたとおり、まろやか過ぎるところがあります。

NJM4580DDは2回路入りオペアンプですが、1回路のみ使用して(1回路は使用しない)、左ch右ch1個づつオペアンプを使用し改善?をはかりました。

 

ところで、オペアンプのMUSES02では、音の改善のために一つのICに二つのチップが収められています。一般的な2回路オペアンプですとに一つのICに一つのチップがあり、その一つのチップに2回路載せられています。

 

したがって、左ch右ch1個づつNJM4580DDを使用すれば、MUSES02で取られているような音質の改善方法を真似することはできると思います。ただし、電気的な特性はMUSES02では2回路に同じ物が選別され収められているのに対し、左ch右ch1個づつNJM4580DDを使用した方法だと左右の電気特性は選定しない限り(選定するならMUSESを買ったほうがいいかも)一致しません。

 

秋月の1回路のオペアンプを2個のせて2回路に変換する基板を参考にしました。

オペアンプ DUAL−DIP化基板 (コンデンサ実装済ハイグレード版): パーツ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

 

 

回路図

 

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今回やったことは、NJM4580DDを2つ使い2回路入りのオペアンプ2個使い2回路入りオペアンプのピン配置に変換しました。したがって、NJM4580DDは1個につき1回路のみ増幅回路として使用し、1回路はオペアンプの+入力を抵抗を介して電源のマイナスに接続し、オペアンプの-入力を出力とショートさせボルテージフォロアーにさせて作動を停止させました。

基板のスペースの都合上、やむを得ず、二つのオペアンプの+入力を一本の抵抗R1(5.1k)を介して接続してあります。できるならば、下図のようにそれぞれのオペアンプ1つに対して、1本の抵抗(R1,R2)を介したほうが絶対にいいです。

 

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変換基板の材料

NJM4580DD                2台

表面実装積層5.1kΩ            1つ

※基板上に2つの5.1kΩを設置できるなら、それぞれオペアンプ1つに対して、1つの抵抗を介したほうが絶対にいいです。

ユニバーサル基板 Eタイプ        1枚

表面実装積層セラミックコンデンサ 0.1uF   2個

ピンヘッダ (40P)          1本

丸ピンICソケット ( 8P)      2個(NJM4580DDを基板にそのままはんだ付けするなら不要)

リード線少々 

 

ピンヘッダ (40P)  はオペアンプの変換用として4Pを2列(DIP8ピン)使用。

丸ピンICソケット ( 8P) はNJM4580DDをユニバーサル基板 Eタイプに接続させるために使用。

表面実装積層セラミックコンデンサ 0.1uF はバイパスコンデンサとして使用。

 

秋月の「オペアンプ DUAL−DIP化基板キット」と見た目はほぼ同じものができました。

 

総評

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製作した基板の写真

 

音は、まろやかな部分が減り、バランスの良い聞きやすいオペアンプになりました。