Amazon Fire HD 8 はメモリー(ram)が1.5GBです。Google palyをAmazon Fire 8 にインストールするとメモリが足りなくなり、動作が非常に遅くなります。
ふと、Windows で仮想メモリーというものを思い出しました。仮想メモリーとは、物理メモリー(RAM)が足りなくなるとストレージ領域を使って、メモリーを補う方法です。スワップによって確保されたスワップ領域を仮想メモリーと言います*1*2。
google で検索すると、Swapper & Toolsが検索結果に出ましたので、それを使うことにします。
1.Fire HD 8 にroot化不要でGoogle Playをインストールします。
詳細は下記の過去の記事を参照してください。
2.Google Playよりアプリ、Swapper & Toolsをインストールします。
Swapper & Tools - Google Play の Android アプリ
Swapper & Tools の説明では、
Need Root and kernel swap support.
とありますが、レビュー欄に
microSDにswap領域を作るときは、microSD側に書き込み権限を付与してあげる必要がありますね。microSDにswap領域を作るときは、root化は不要です。
とありましたので、SDカードを指定しました。Fire OSのバージョンによっては、非root化のままではSDカードにスワップ領域を作成できない場合があります。
3.Swapper & Toolsの設定をします。その後、再起動をしてください。
Swapper & Toolsを起動します。次に、「Swap File Position」でスワップ領域を作成するディレクトリをSDカードに選択します。その後、「Swap File Size」にてファイルサイズを指定するだけです。ファイルサイズを設定しましたら「SAVE」を押してください。
設定が終わりましたら、再起動をしてください。
補足
スワップ領域のサイズの目安は、物理メモリの半分らしいですが、1024MBに設定しました。ちなみに、私はSDカードをスワップ領域に設定しました。
SDカードをスワップ領域にしたい場合は、SDカードがある場所のディレクトリを選択します。ディレクトリの場所が分からない場合、Yahoo!ファイルマネージャーをインストールして確認してください。
5.感想
アプリを複数起動しても、もたつくことが無くなったので満足しています。