SSDを完全消去
Secure Erase機能を用いれば、簡単にSSDを初期化できます。
Linux 環境下で、今回消去することにします。
参考にしたサイトは、下記
使用するソフト
GParted Live on USB (ライブUSBメモリーからパーティションの操作できるフリーソフト *1 )
- Download the GParted Live iso file. のDownloadをクリックする。
- Download gparted-live-0.26.0-2-i686.iso のDownloadをクリックし、ダウンロードする。
Rufus (ブート可能なISOイメージをUSBメモリに書き込むソフト windowsのソフト)
Rufus - Create bootable USB drives the easy way 本家のサイトより、ダウンロードする。
注意) linuxで行う場合は下記を参照してください。
今回、行う手順1. GParted、Rufus USBメモリー(データはすべて消えます)を用意する。2. ダウンロードしたRufus を用いて、GPartedのisoをusbに書き込む。
詳しいRufusの使い方は、下記を参照してください。
ECSのLIVA-B3-2G-32Gを買ってubuntu14.04をインストールしてみた — eelsden
3.pcのbiosを開き、bootの順番を変えます。USB HDDを一番にbootするように設定します。
4.書き込んだ、GPartedのusbをUSB bootさせる。
usb bootは下記を参照してください。
(3)UbuntuやWindowsをUSBで起動してみよう!《USBメモリー完全活用》
5.GPartedをデフォルトで起動させます。
6.デスクトップにGPartedのアイコンがありますので、ダブルクリックし、起動させてください。
7.その上で、除去したいデバイス名を確認してください。
8.デスクトップにターミナルアイコンがありますので、ダブルクリックし、起動させてください。
9.下記のコマンドで消去対象のデバイス状態を確認します。
sudo hdparm -I <デバイス名>
結果が表示されますが、その中で
Security欄にfrozenと表記されているか確認してください。
この際、not frozenになっていることを確認してください。not frozenになってなくfrozenですと、Secure Eraseはできません。
not frozenにする方法としては、電源を入れたまま、SSDのSATAと電源ケーブルを抜き、再び元通りに装着しなおします。
sudo hdparm -I <デバイス名>
で、not frozenになっているか確認します。
10.ディスクにパスワードを設定します。Secure Eraseを実行すると自動的に解除されます。
sudo hdparm --user-master u --security-set-pass <パスワード> <デバイス名>
11.Secure Eraseを実行します。
sudo hdparm --user-master u --security-erase <パスワード> <デバイス名>
その他.
パスワードを設定後、Secure Eraseを実行しない時または、hdparmパスワードを解除せずに再起動を行った場合デバイスにアクセスできません。
hdparmパスワードの解除は、
sudo hdparm --user-master m --security-unlock <パスワード> <デバイス名>
です。