Amazon Fire HD 8のホーム画面(ランチャー画面)をroot化不要で変更する方法 その2
以前紹介した方法では、アマゾンが対策したようで正常にインストールできなくなりました。
そこで新しい方法を探しました。
Fire Toolboxをダウンロードする。
Fire Toolboxをzip形式でwindowsのpcにダウンロードします。
ダウンロード後、適当なフォルダーに解凍します。
ダウンロード後、firehdとpcをusbケーブルで接続する
firehdで開発オプションのUSBデバックを有効にする
開発オプションを有効にする
ホーム画面にある「設定」を開く。
「端末オプション」を開く。
「Fireタブレットのバージョン情報」を開く。
「シリアル番号」を7回タップする。
タップすると「開発オプション」が使えるようになります。
USBデバックを有効にする
ホーム画面にある「設定」を開く。
「端末オプション」を開く。
「開発オプション」を開く。
「開発オプション」を有効にする。
「USBデバッグ」を有効にする。
Fire Toolboxを起動する
・Fire Toolboxをusbと接続したpc上で起動する。
Fire Toolboxが正常に作動しない場合、いったんソフトを終了させてから、FireHD側に設定に問題がないか確認したうえで再び起動させる。
・Fire Toolboxのmain menuが表示されたか確認する。
・Fire Toolboxのmain menu上の「Custom Launcher」という項目をクリックする。
・「Custom Launcher to Install:」という選択画面が表示されたら、プルタブを開き目的の項目、私の場合は「Nva Lancher」を選択しました。あとは、「yes」を選択すれば自動的にインストールされます。
元のランチャーに戻す場合は、「Custom Launcher to Install:」でインストールしたランチャーを選択し「Disable Fire Launcher」のチェックボックスにチェックを入れれば元に戻ります。
なお、Fire Toolboxのmain menu上の「Google Services(Manage)」をクリックすると一発でgoogle playがインストールできます。
速読の備忘録
速読は、内音声化をやめる速読術などあるが自分にとっては役に立つものではなかった。速読はあくまでも、正確な内容はアクトトレードオフの関係にある。自分の場合、読書スピードが遅いので内容把握を主眼としそのうえで、どのようにすれば早く読めるか、自分なりに試してよかった方法を備忘録として残しておく。
速読のポイント
1.できる限り速い速度で音声化をする。
2.文の中の句や節ごとに着目して視点を合わせる。
例、「私は」、「どこどこに」、「行きました。」のようにある程度の塊ごとに視点を合わせる。ただ単に、文章を右から左へ、あるいは上から下に見るのではない。
自分のやり方のアイデアは速読技術「Spritz」で紹介されていたORP(Optimal Recognition Position:最適認識位置)から生まれたものである。
この技術(Spritzという速読術)の核となっているのはORP(Optimal Recognition Position:最適認識位置)と呼ばれるもの。人は単語を目にした時に無意識のうちに一部分に焦点を当てています。この焦点となる位置をORPと呼ぶ
「無意識のうちに一部分に焦点」というのは、ただ漠然二文字を右から左又は上から下に見るのではなく、ひとつひとつの単語ごとに焦点を当てるということである。
日本語の場合は、単語そのものが漢字により省略されているので、ある程度の文の句、節ごとに焦点を当てたほうがやりやすい。
参考になったサイト
「内読」していませんか?読書スピードをアップさせる読み方を紹介 | チラカリマクリ
mpvの設定ファイルの編集、Celluloid(動画再生ソフト)の設定
今回使用した環境
PC:LIVA
CPU:Celeron N2807
GPU:Intel Atom® プロセッサー Z3700 シリーズ向けインテル® HD グラフィックス
OS:linux mint 20
mpvで動作確認
ubuntu、mintではmpvの設定ファイルは以下の場所にあります。
次のとおりのコマンドで編集
sudo nano /etc/mpv/mpv.conf
編集した内容
ハードウェアデコードを有効にし、opengl-esを使用するために以下のよう設定しました。。
hwdec=vaapi vo=gpu gpu-api=opengl opengl-es=yes
変更する前にmpvの動作確認をすることをお勧めします。以下はmpvをopengl-esで出力した記事です。
Celluloid(動画再生ソフト)の設定
Celluloid(動画再生ソフト)はmpv の フロントエンドです。
Celluloid(動画再生ソフト)の設定より、MPV構成ファイルの場所を選択でき、カスタム設定を簡単にロードできる。
から読み込みを設定すれば、先ほど編集した内容で読み込まれます。
Linux mint , ubuntu で OpenGL-es出力にて動画支援 を使いつつ、mpv及びsmplayerで視聴する。
特定の拡張子(wmv、avi)でVLCで動画を閲覧していた時のCPU使用率が50%と高く、ハードウェアアクセラレーション(動画再生支援)が使われてないので、どうすればよいか考えてみました。
今回使用した環境
PC:LIVA
CPU:Celeron N2807
GPU:Intel Atom® プロセッサー Z3700 シリーズ向けインテル® HD グラフィックス
OS:linux mint 20
VLCの出力設定を「OpenGL for Embedded system 2 video out put」にすると動作した。
VLCの出力設定を「OpenGL for Embedded system 2 video out put」にすると、動画支援が使えたうえ(wmv、aviについて)視聴ができました。ただし、mp4については動作しませんでした。なお、出力設定をopenglにするとmp4が動画支援を使用しつつ再生できました(wmvについてはcpu使用率が非常に高くなる)。
まずは、mpvでopengl es 2.0で出力させるところからはじめます。
mpvでopengl es 2.0で出力させる
参考になったサイト。
使用したコマンド
mpv [ファイル名.wmv] --hwdec=vaapi --vo=gpu --gpu-api=opengl --opengl-es=yes
mpvの設定ファイルの編集は以下の記事を参照してください。
smplayerの設定をする
以下は参考にしたサイト
SMPlayerのmpvインストールとオプションの変更(ubuntu studio16.04) | 無料ソフトで始めるパソコン 音楽・動画の高音質・高画質化
動画支援(vaapi)の設定
SMPlayerの「設定」をひらく。
パフォーマンス→パフォーマンスより、「ハードウェアデコード」を「vaapi」にする。
出力ドライバーの設定
SMPlayerの「設定」をひらく。
全般→ビデオより、「出力ドライバー」を「既存」に設定する。
SMPlayerでmpvを使用させるよう設定する
SMPlayerの「設定」をひらく。
全般→全般より、「マルチメディアの設定」をmpvに設定、「その他」にてmpvのフルパスの設定。
mpvのオプション設定
SMPlayerの「設定」をひらく。
ユーザー定義をする。「オプション(O:)」に以下のユーザー定義のオプションを入力。(ビデオフィルターとオーディオフィルターは特段設定がなければ空白)
--vo=gpu --gpu-api=opengl --opengl-es=yes
動作確認します。
[書評]イシューからはじめよ を読んだ
イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」
著者:安宅和人
出版社:英治出版
ASIN : 4862760856
発売日 : 2010/11/24
そもそもissue(イシュー)が難しいというより分からない
「イシュー(issue)」という言葉が本書の中で頻出するが、かなりわかりずらい。そのためイシューが言葉としての意味合い、概念で使わているのか、それとも単に比喩として使っているか、だんだん読み進めると分からなくなる。
本書でイシューについて言及している個所を見たうえで、「イシューとは何か」という、本書の疑問点について考えていきたい。
「イシュー(issue)」そのものについて言及した箇所
(イシューについて) 実際のところ「何に答えを出すべきなのか」についてブレることなく取り組むこと p3
issueの定義
A)2つ以上の集団の間で決着のついていない問題
B)根本に関わる、もしくは白黒はっきりしていない問題 p25
いきなり「イシュー(の見極め)からはじめる」ことが極意だ。つまり、「何に答えを出す必要があるのか」という議論からはじめ、「そのためには何を明らかにする必要がある」という流れで分析を設計していく。 p45
答えを出すべきイシューを仮説を含めて明確にすることで、無駄な作業が大きく減る。 p50
イシューと仮説は紙や電子ファイルに言葉として表現することを徹底する。(中略)結局のところ、イシューの見極めて仮説の立て方が甘いからだ。 p51
よいイシューの条件として以下のことが言及されている。 p55
1.本質的な選択肢である
今後の方向性について影響ある。
2.深い仮説がある。
「新しい構造」、「常識を覆す」説明である
3.答えが出せる
おおむねこのようなアプローチを活用することで本質的なイシューを見つけ、深い仮説を立てられることが多い。 p99
イシューについての考察
- イシューについて言及した箇所(ページ)が飛び飛びになっている。そのため、イシューがなんであるかわかりにくくなっている原因の一つになっている。
- さて、イシューがなぜ分かりにくいかを考察していこうと思う。
いきなり「イシュー(の見極め)からはじめる」ことが極意だ。つまり、「何に答えを出す必要があるのか」という議論からはじめ、「そのためには何を明らかにする必要がある」という流れで分析を設計していく。 p45
したがって、
イシューとは、「何かに答えを出す必要があるかという議論」であることがわかる。なぜなら、「イシューからはじめる」を言い換えた文章が、『「何に答えを出す必要があるのか」という議論からはじめ(る)』であるからだ。
これは、イシュー(issue)のそもそもの語源的意味が*1、「〔議論すべき〕重要な話題[問題]」であることから、先ほどの述べたことも説得力があると思う。
つぎに、「何かに答えを出す必要があるかという『議論』」の要素について考える。
ここでの「議論」つまり「issueの定義」は先ほど述べたとおりである。
したがって、
「何かに答えを出す必要があるかという『議論』」の要素は、
「2つ以上の集団の間で決着のついていない問題」と
「根本に関わる、もしくは白黒はっきりしていない問題」
であることがわかる。
よいイシューについて見ていきたい。これは先ほど述べたことである。
作者曰く、よいイシューとは、
「1.本質的な選択肢である
2.深い仮説がある。
3.答えが出せる」
と定義している。
ここで注目すべきは、2番目の「深い仮説がある」という項目である。これは、すでにイシューの概念の中に仮説が組み込まれていることを意味している。
また、p50で作者が「答えを出すべきイシューを仮説を含めて明確にする」と言及している。
しかしながら、察しの良い読者はすでに気づいた方もいるだろうと思う。p45で、「(中略)という議論からはじめ、「そのためには何を明らかにする必要がある」という流れで分析を設計していく。」と述べている。ここで、「そのためには何を明らかにする必要がある」は仮説の言い換えであると分かる。
また、作者は、
おおむねこのようなアプローチを活用することで本質的なイシューを見つけ、深い仮説を立てられることが多い。 p99
と言及している。
この二つの事例で共通しているのは、イシューと仮説が明確に概念が区別されている点である。
従って、先ほど私が述べた通り、あるところではイシューが仮説を組み込んでいるのに対し、あるところではイシューと仮説の概念を区別していたりしており、この矛盾が分かりにくさを生んでいるのではないのかと思う。確かに、言葉自体がほかの意味合いを含むことがあるので、矛盾はしていないという人もいるかもしれない、そうであるならば、あらかじめ配慮のある文章にしてほしかったと思う。個人的には、イシューと仮説は区別するべきであると思う。
私が思う、本書の重要な項目
この本で重要な点、及び本書の目的は、煎じ詰めば、「質の高い仮説」をたてることにある。 言い換えれば、「何かに答えを出す必要があるかという『議論』」(イシュー)に対する仮説をたてることである。そしてそのためには、「何か」を知る必要性がある。個人的には、その「何か」を知るためには、「何か」がどこの領域(トポス)であることまで知るべきであり、それが分かれば仮説が立てやすくなるのではと思う。いづれにしろ、本書の目的が「質の高い仮説」をたてることであるので、そこから逆算してそのためにはどうすればよいのかという疑問を持ちながら読むとこの読みやすいのではないかと思う。